書籍のご案内

新刊 好評発売中!

新刊 『学力喪失~認知科学による回復への道筋』

岩波新書様より 今井むつみ先生の最新刊『学力喪失~認知科学による回復への道筋~』と題する新刊が出版されました。ことばを通して世界を見たり、ものごとを考えたりする。異なる言語を話す日本人と外国人とでは、認識や思考のあり方は異なるのか?興味深い調査、実験の成果を紹介しながら認知心理学の立場から語る(引用)

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『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』

認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策。ビジネスで家庭で学校で、「うまく伝わらない」という悩みの多くは「言い方を工夫しましょう」では解決しない。人は、自分の都合がいいように、いかようにも誤解する生き物です。では、都合よく誤解されないためにはどうするのか?自分の考えを”正しく”伝える”方法は?(引用)

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『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』新書大賞2024受賞!

中公新書様より 今井むつみ先生の最新刊『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(名古屋大学 秋田喜美先生との共著)と題する新刊が出版されました。なぜAIは赤ちゃんの敵わないのか?ヒトの知性に深く迫る、壮大な冒険(引用)

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すべての「つまずき」には原因がある。

すべての「誤答」には、子どもなりの理屈がある。

算数文章題が解けない子どもたち(今井むつみ)

学力の伸び悩む子どもの課題を明らかにし、指導に役立てることを目標にアセスメントをデザインしました。子どもたちの順位付け、階層わけは目的としていません。

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識者 ・読者の皆様からのご感想を頂きました

内田伸子先生からのコメント

さてこのたび、ご高著『算数文章題が解けない子どもたち~ことば・思考力と学力不振』岩波書店(2022年6月14日)を拝受しました。 できたてのほやほやの湯気の立つご高著を拝読し、感動しました。 福山市や広島県の各地域で学力テストを実施しているということはすでに伺っていましたし、広島県の委員会で、結果の一部も伺っておりましたが、これほどまでに素晴らしいお仕事をしておられたのですね! 「学力とは『使えない知識(死んだ知識)』たくさんもっていることではなく、新たな情報を認知能力と推論能力を駆使して自分がもっている知識の体系に組み込み、統合し、拡張することである」(ご高著,p.168)とありますが、まさに今井さんは「心理学のたつじん」、「認知科学のたつじん」ですね!これまでのお仕事が調和的に融合して「学力」という壮大な世界を見事につまびらかにされたご功績は計り知れない意義があると思いました。 国語・算数とも「空間・時間のことばの運用の力」が頑健に学力を説明する因子であり「語彙の深あと広さ」因子は関連度は高くはない。・・・卓見ですね! 「ことばのたつじん」「考えるたつじん」テストはもう4版とヴァージョンアップされていることにも驚きました。「先生のたつじん」をめざす小中高の先生方、また大学の教授たちにも読んでほしい本です。 ご高著のご恵贈に感謝します。本当にありがとうございました。  IPUのオンライン授業で今週と来週は学力問題をとりあげますが、ご高著から引用させていただきました。小学校教師や幼稚園教諭、保育士をめざす学生たちにご高著を購入するよう薦めました。お茶大の教育社会学科の3年生も受講しているので、すぐに購入して拝読し啓発されたようです。


内田伸子先生

十文字学園理事、十文字学園女子大学特任教授、 福岡大学院大学大学院客員教授、お茶の水大学名誉教授、学術博士