教育現場からの感想
先生方からのご意見をまとめました
A小学校 教員
似た言葉の違いを理解することと、様々なものを統合し問題をとく力は、どのような授業をすれば低学年の生徒に定着させることができるのか、本事業を通して、私自身も学んでいきたいと思いました。
B小学校 教員
躓きの分析のしかたについてよく理解できました。今後の指導に活かしていきたいです。
C小学校 教員
『行間をうめる』ということが難しい児童が多いというご指摘に、大変納得致しました。こういった児童に対する支援は多様だと考えますので、今後、具体的な指導例も教えていただければありがたいです。児童のつまずきの要因も勉強になりました。視点をもって児童理解にあたりたいと思います。
D小学校 教員
3つ学力の基盤につまずきのポイントが明確で、テストを通して子どもたちの躓きを把握していきたいと思いました。
F小学校 教員
これまで、分かっているだろうと思い込んでいたことが、そうでないかもしれないという事に気付かせていただいただけで、子供や職員への自分自身の言葉かけが変わると思います。いつも、「相手の立場に立って。」と言っていた私でしたが、はたしてどうだったのだろうか、と考えています。
G小学校 教員
担任としてテストなどで判定をする際に誤答分析ができ、個々にあった手立てを考えることこそが指導と評価に一体化であると感じました。教師としてプロとして児童に分かりやすく教えると同時に個人個人のつまずきをできるだけ細分化できる力に長けている教員こそが高い指導力をもっており、私自身もその指導力を高めていきたいと改めて思いました。
H小学校 教員
学びの基盤に関する調査作成の意図がとても良く分かりました。全ての躓きには理由があり、全ての誤答には子供の理屈があることを忘れず、調査を活用した支援の在り方を模索していきます。
I小学校 教員
一つの問題についても、児童によって何が原因でつまずいているかはそれぞれ違うのだなと実感しました。支援することは大切ですが、支援より先に、その子を見ることがとても大事だと思います。実態把握と分析をしっかりと行い、その児童に合った教え方、支援の仕方を模索していきたいと思います。
J小学校 教員
日頃、授業の中での指導や日常会話の中で、話が伝わらない、何度説明してもちぐはぐという経験が多くあります。また、子供たちができない、わからない原因を家庭環境や育ち、発達、性格等、子供たち自身のせいにしてしまうこともありました。そうでない子供たちの躓きの原因を知ること、知ろうとすることで、授業も関わり方も質が変わると思いました。様々な視点からの見取り、見取り力の必要性を強く感じました。そのための「たつじん調査」はとても興味深いです。
K小学校 教員
昨年まで担任をさせていただいていましたが、年々つまずきが深刻になっていくのを感じていました。「時間ことば」「空間ことば」「うごきことば」のような抽象的なものを授業で扱うことはあまりなく、生活の中(つまり、各先生頼み)で取り扱うほかない状況だったと思います。そこを取り上げていくことの大切さを改めて感じました。何より、この事業は、子供のつまずきを知ること(=先生たちはそれに基づきて行動していくであろう)だということだったので、ここから軸をぶらさないようにサポートしていきたいと思います。
l小学校 教員
学力向上、「できた」「わかった」という成功体験の積み重ねに、学力の基盤を身に着けさせることの重要性がとてもよく分かりました。調査に関しても、点数化する必要はなく児童の実態・つまずきの把握が大切かとうかがい、調査の目的等を校内でも共有して結果を活用していきたいと思いました。
M小学校 教員
日々の授業の中で、指導者が当たり前と思っていることも、児童によってはつまずいていることが少なくないことを意識して指導することが大切であると感じました。
N小学校 教員
身についていない学習を繰り返し行うのではなく、躓きを分析し、何をどう支援すればよいのかをしっかり考えることがこの事業の趣旨であることがよくわかりました。
ご意見、誠にありがとうございました。